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21世紀のアートオフィス展
21世紀のアートオフィス展
会期: 2008年4月18日(金)-4月23日(水)
午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
会場: 東京藝術大学大学美術館 陳列館

21世紀のアートオフィス展によせて

 日本オフィス学会は今回、第9回大会を東京藝術大学で開催する運びとなりました。 日本のオフィスは、多くの課題をかかえながら文化、産業の発展に貢献して参りましたが、 この「オフィス」をどう考えるかは、国の経済、科学の発展、文化の隆盛に欠かせないものです。

 日本オフィス学会はオフィスに関する学識経験者や実務経験者などあらゆる分野の有識者が集まり、 オフィスに新しい可能性を見出す研究を続けており毎年次、 一ヵ年の集大成を大会で研究報告をしております。 この度は、東京藝術大学のご好意により美術学部の校舎をお借りして、 第9回大会を開催することとなりましたが、 今回は、大会に関連する催しとして初めての試みである展覧会「21世紀のアートオフィス展」を同時開催することとなりました。 ここに展示された作品は、去る2月21日から26日の間、 東京都美術館及び東京藝術大学校内にて開催された「平成19年度 東京藝術大学 卒業・修了作品展」の中から、 本展覧会の開催趣旨に沿って選出された17の作品で構成されています。

 日本オフィス学会での研究対象は、オフィスという場所や設備の問題のみならず、 オフィスワーク(オフィス業務)、オフィスワーカー、オフィス環境、 その他オフィスに関連するすべての事項に及ぶものとしています。 最近の情報技術・通信技術の急速な発展は、オフィスに著しい変化と多様性をもたらしておりますが、 このような時期こそ、潤いあるオフィスの在り方が益々多く求められてくると思われます。 展示作品は、これから社会へと巣立つ若者が思いを込めて創作した作品です。 工芸・デザイン・建築から彫刻まで多岐に渡るジャンルが含まれています。 これらを、どう捉え感じていただくか、みなさんそれぞれの感性で各作品の「オフィス」における存在感を想像していただければと考えております。

 展覧会をご提案いただいた、美術学部長の六角鬼丈教授、開催に当って作品選考他準備にご尽力いただいた、 建築科の北川原温教授、デザイン科の清水泰博准教授には、心からお礼申し上げます。

日本オフィス学会
会長 沖塩荘一郎

観覧料: 無料
問い合わせ: 日本オフィス学会 03-3668-5588
主催: 日本オフィス学会
共催: 東京藝術大学美術学部建築科・デザイン科
(社)日本オフィス家具協会
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