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中山岩太『イーヴ』1940年
《写真》見えるもの/見えないもの
会期: 2007年5月29日(火)-6月17日(日)
月曜休館
午前10時〜午後6時
会場: 東京藝術大学大学美術館 陳列館
観覧料: 無料

 言葉によって表現を語るのではなく、また言葉に写真を寄り添わせるのでもなく、空間に展示される写真そのものから表現の可能性を探ろうとする。― 本展の前身にあたる「写真で語る」展はこれまで4回(1988年、1991年、1993年、1995年)東京藝術大学陳列館にて開催されました。以来12年ぶりの、そして装いも新たに、「《写真》見えるもの/見えないもの」展をこのたび開催いたします。
 1990年代に入って以降、芸術に関わるほとんどの現場で写真作品が見受けられるようになりました。そのような現在にあっても、常にわれわれは「写真の未来とは?」という問いを続けなければなりません。本展「《写真》見えるもの/見えないもの」は、現代におけるさまざまな背景にあって、しかしながら偏在する芸術性を読み取り、写真の本来的な光景(見えるもの、見えないもの、あるいはそのどちらでもないもの)を感じる場の創造を目指します。
 芸術と写真の相克の時代を生きた中山岩太、写真に潜在する多様な可能性を求めた大辻清司、芸術と同態の行為としての写真を築いた榎倉康二のほか、国際的に活躍する作家とともに、注目を集める新世代の作家も多数参加。開催を記念してのトークショーにはじまり、映画上映、シンポジウム、座談会など、期間中は関連企画も多彩に行われます。

出品作家:

石田裕豊、今井智己、内田亜里、榎倉康二、江原隆司、大辻清司、小原真史(映画上映)、小山穂太郎、佐藤時啓、佐野陽一、椎木静寧、柴田敏雄、杉浦邦恵、鈴木理策、仙谷朋子、田口和奈、中里和人、中山岩太、横湯久美

主催: 《写真》展実行委員会
共催: 東京藝術大学
助成: 芸術文化振興基金、財団法人野村国際文化財団、財団法人朝日新聞文化財団
認定: 社団法人企業メセナ協議会
協力: 株式会社協同商事 コエドブルワリー、「東京写真月間2007」実行委員会
WEB協力: 株式会社フォーデジット http://www.4digit.net/
<問い合わせ>
《写真》展実行委員会(写真センター内)
Tel/Fax:050-5525-2294
E-Mail:info@syasinten.com
-> 本展公式サイト
【関連企画】

《オープニング・記念トークショー》
日時:5月29日(火) 午後3時 〜
会場:藝大アートプラザ前テラス
出演:佐藤時啓、杉浦邦恵、飯沢耕太郎(写真評論家)

《オープニング・レセプション》
日時:5月29日(火) 午後5時 〜
会場:藝大アートプラザ前テラス

《特別上映》ドキュメンタリー映画『カメラになった男 写真家 中平卓馬』
日時:6月2日(土)、6月9日(土) 各午後2時 〜
会場:正木記念館2階 『カメラになった男 写真家 中平卓馬』
2003年(2006年初公開)/日本/カラー/DV/91分
監督:小原真史
製作・編集・撮影・録音・整音・字幕:小原真史/編集協力:小宮山良太、長谷川善威/音楽:ブリジット・フォンテーヌ/演奏・歌:宮良康正/詩・朗読:高良勉/整音協力:山川冬樹/映像提供:春日聡

《トークショー》
日時:6月2日(土) 午後4時 〜
会場:正木記念館2階
出演:小原真史、北島敬三(写真家)

《シンポジウム》現代美術のメタ写真
日時:6月3日(日) 午後2時 〜
会場:正木記念館2階
出演:光田由里(渋谷区立松濤美術館学芸員)、中原佑介(美術評論家)、林道郎(上智大学教授)

《座談会》なぜ写真なのか ― 作家6人の実践から
日時:6月9日(土) 午後5時 〜
会場:正木記念館2階
出演:小山穂太郎、佐藤時啓、柴田敏雄、鈴木理策、中里和人、山崎博(写真家/武蔵野美術大学教授)
司会:前田恭二(読売新聞記者)

「大辻清司 の写真 出会いとコラボレーション」展
会期:2007年 6月5日(火) 〜 7月16日(月・祝)
会場:渋谷区立松濤美術館 150-0046東京都渋谷区松濤 2丁目14番14号 Tel. 03-3465-9421
開館時間:午前9時 〜 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝休日は除く)、祝休日の翌日(土・日曜日は除く)
入館料:一般300円、小中学生100円/団体(10人以上)一般 240円、小中学生 80円/60歳以上の方、障害のある方は無料/毎週土曜日、小中学生は無料
主催:渋谷区立松濤美術館
協力:写真実験室の会


【東京藝術大学創立120周年記念事業ホームページ】

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